人気ブログランキング | 話題のタグを見る

学校、街、家

全てに、ありがとう。

沢山の人々との出会いと別れを
見守り続けた、校舎。
学校、街、家_b0110390_7552125.jpg

通い慣れた通学路。
学校、街、家_b0110390_758281.jpg

学校、街、家_b0110390_7584068.jpg

学校、街、家_b0110390_7591750.jpg

学校、街、家_b0110390_7595493.jpg


私達家族3人が、もっとも長い期間を
一緒に暮らした家。
学校、街、家_b0110390_83579.jpg

学校、街、家_b0110390_84288.jpg

学校、街、家_b0110390_845794.jpg

学校、街、家_b0110390_852855.jpg

学校、街、家_b0110390_855790.jpg

学校、街、家_b0110390_864395.jpg
学校、街、家_b0110390_871154.jpg

学校、街、家_b0110390_883744.jpg


この家には、もう戻ることはできないけれど、
この街には、いつか必ず、また来たいです。



娘が保育所に通っていた頃、
いつの頃からか、クラスの友達と
帰り際に握手をして、その手を上下に大きく振りながら、
「さようなら!またあした!」
と大きな声で挨拶するのが習慣になっていました。

週末には「さようなら!またらいしゅう!」と
バージョンを変えていた挨拶を
3月の退所の日、子ども達は
こんなアレンジで挨拶しました。

「さようなら!またいつか!」

その光景を、ふと思い出しました。



ありがとう、ベルリン。
またいつか、必ず来るからね。

# by fam34guinberlin | 2010-03-19 08:27 | ベルリン  

ラストスパート

今日は、朝9時前に
船便荷物が集荷されて行きました。

この5年だけではなく、最初の渡独の時からの
12年分の衣類や小物、書類を
知人に引き取ってもらったり、処分したりして
なんと、10箱に納めました。

あとは手荷物のスーツケースと
スーツケースに納まりきらない荷物を
航空便用に梱包する作業と、
思い出が溢れすぎる品々を
断腸の思いで処分する作業。

3年生の時の学級通信が出てきて、
掲載されている写真を見ては
「・・・捨てられない・・・」

語学学校で、ドイツの政治や歴史について学んだ際のプリントも
もう見返すことも無いだろうに、「・・・捨てられない・・・」

明日中に作業が終わるのでしょうか・・・??



3年生の時の担任の先生が
3年の任期を終えた修了式(+謝恩送別会)の日、
学校の玄関ロビーでお別れの挨拶をする中で、仰いました。

「Rさんの卒業の時は、祝電送りますよ!」

正直、そうは言ってもお忙しい身、
段々とベルリンの記憶も薄れ、
思い出の中よりは、現実に目の前にいる子どもたちのことでいっぱいなはず、
そう思っていました。

それでも、真面目なお人柄なので
ひょっとしたら、そんな“その場の雰囲気”で口にしたことを
覚えておられるかもしれない、
とも思っていました。

そして、先日の卒業式。

果たして、先生からの祝電が
前年度帰国された先生方のメッセージとともに
ロビーに張られていました。

お名前を見たとたん、涙腺が決壊してしまいました。
教務の先生からは、「(まだ式前なのに)早過ぎ!」と突っ込まれる始末・・・。

友人が言っていました。
「これは、Rちゃんだけのためだね」
本当にそう思いましたし、ほんの口約束を
覚えていてくださったことに、感動と感謝です。

そんな素敵な先生が作られた“学級通信”。

やっぱり、捨てられない・・・。(T_T)

# by fam34guinberlin | 2010-03-17 23:11  

最後の日曜日

ベルリンで過ごす、最後の週末です。

昨日(土曜日)は、娘が同級生たちと『思い出ショッピング』に出掛け、
『最後の土日の買出し』は、一人で頑張りました。p(^^;)q

友達とショッピング・・・そんな歳になったんだなぁ・・・。

とても楽しかったようです。
時間があれば、みんなでボウリング大会でも、と思っていましたが、
なかなかまとまった時間がとれないまま、最後の週になってしまいました。

今日は台所の品々の多くが
引き取られて行きました。

旦那一人はベルリンに残るのですが、
今のアパートは一人には広すぎるし、家賃も高いし、
一人で暮らすのに十分な、小さい所を探しています。

移動するには3人分(それ以上)の食器などは嵩張るばかりなので
必要な分を残して(売れ残りもあり)、買い取っていただきました。

荷造りもいよいよ終盤、あと一箱。
そのあとは手荷物の荷造りにかかります。

ただ、処分しなければならない服や紙類がまだまだ山積。
ギリギリまでバタバタしそうです。
(ブログ書いてる場合じゃないかも・・・?)



この数日は、ベルリン『食べ収め週間』。

先日は、お気に入りのイタリアンレストランと、『旅人』に行ってきました。
今日はkebebを食べに行く予定です。

なんか、この期に及んでも
まだ自分が帰国する実感が湧きません。

それでも間違いなく、次の日曜日は
日本で迎えているはずですね。

時は、確実に流れています・・・。

# by fam34guinberlin | 2010-03-14 23:25  

おめでとう、そしてありがとう

旅立ちの日に。
おめでとう、そしてありがとう_b0110390_5524910.jpg

おめでとう、そしてありがとう_b0110390_5541787.jpg

おめでとう、そしてありがとう_b0110390_5551254.jpg

おめでとう、そしてありがとう_b0110390_557481.jpg

おめでとう、そしてありがとう_b0110390_5585296.jpg


飛び立とう、未来信じて。

# by fam34guinberlin | 2010-03-12 06:03  

最後の・・・

娘にとっての、小学校生活最後の1週間です。

それは即ち、ベルリンでの学校生活が
終わることを意味しています。

娘は、日本の中学校へ進学することを
選びました。

ずっとドイツで生活するなら、
いずれはドイツの学校へ通わなければならない。
遅くても小学校修了後には
学年を下げてでも、ドイツの教育を受けなければ。

昨年の今頃は、そんな話をしていたような気がします。

それが、いつの頃からか、
「あたしにはドイツの教育は必要ない。
 あたしは、高校・大学は日本で進学するから!」
と言うようになり、ついには受験まで・・・。

多くの先輩たちや友達の兄弟の、
親と離れても日本の高校へ通う話などを聞いたり、
実際日本に帰ってみて、5年ぶりに会う元同級生が
自分のことを覚えていてくれていたり、
今の学校に慣れすぎて、刺激が無くなってしまったり、
クラブ活動への憧れもあったり、
親の窮状も理解できたり、
いろんな要因が重なって、この結論に至りました。

だから、あと10日、
いろんなもの、いろんなことが
最後を迎えます。

今日、私が作ったお弁当も
ベルリンで作る最後のお弁当でした。

4月からは、きっと
お弁当用冷凍食品売り場で
目移りしているんだろうなぁ・・・私。



生活漂流日記は、日本に漂着するまで
もう少し、続きます。

日本に漂着したら、今度は・・・そうだなぁ・・・
『親子ブログ』なんか面白そう。
不定期で書き手が替わるの。

娘に提案してみよっと。

タイトルは・・・えっと・・・
『居候はここに居候』(実家に居候するため)
なんちゃって。

却下かなぁ・・・やっぱり。(--;)

# by fam34guinberlin | 2010-03-09 19:40